2020-12-08 第203回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第1号
特に、中小規模の経営体が持続的な経営を行っていくためには、収益力の強化ですとか、あるいは生産現場における労働環境の改善が重要であるということから、農水省としましては、例えば畜産クラスター事業による飼料収穫機械等の導入支援、また労働負担軽減を目的とした搾乳ロボット等の省力化機械の導入。
特に、中小規模の経営体が持続的な経営を行っていくためには、収益力の強化ですとか、あるいは生産現場における労働環境の改善が重要であるということから、農水省としましては、例えば畜産クラスター事業による飼料収穫機械等の導入支援、また労働負担軽減を目的とした搾乳ロボット等の省力化機械の導入。
私も現場に行きましたけれども、ハウスの上まで水につかりまして、トラクターなどの収穫機械やたばこなどの加工施設も水没しておるような状況で、このままでは離農につながるおそれがございます。
これは、小麦とか大豆とか、茎があって葉っぱがあって実がなるという作物の収穫をするときに、例えばアメリカ合衆国を例に取りますと、非常に広大な圃場で、物すごく大きな面積で小麦やトウモロコシや大豆を刈るわけでありますけれども、そのとき、だだだだだだだだっと大きな収穫機械で刈るときに、草は枯れていた方が収穫がしやすいということで、非常に重要な役割を果たしています。
ところが、平成二十三年から平成二十九年にかけて、四十二ヘクタールの圃場整備と畑地かんがい整備を行い、大型収穫機械導入等により作業効率化が進み、加えて、生産コストを低減することができた結果、転作によるニンジン、ブロッコリーの作付も可能となりました。そしてまた、平成二十三年当時と比べて、平成二十九年には、地区全体の作付率が一・七倍に上昇して、担い手農業所得が三・四倍に増加することができました。
しかしながら、各種の移植機械とか収穫機械の開発が十分とは言える状況になっていないという現実がありまして、特に、今私が申し上げました、近年、国内での生産を強化している原料生薬の生産現場、ここでは薬用作物に利用できる農業機械が極めて少ない、こうした喫緊の課題があるということも、ぜひこの機会に皆様にも御理解いただきたいと思います。
このため、沖縄県では、サトウキビ収穫機械導入基本構想を策定し、また、新機種の開発、導入等に対応するため、構想の見直し等を適宜行って、各地域の実情に即した高性能機械の整備を積極的かつ計画的に進めてまいりました。
これはいろいろと関係の皆さん方の話を聞き、調査をいたしましたが、まずは、稲作の農家側の方の理由としては、ロールべーラーなどの必要な収穫機械が整備されていない。つまり、能率的に収穫をし、これをパックにして利用できるというふうにするためには機械化が必要でございます。その機械が整備されていないということが一つ大きな理由でございました。
例えば、収穫機械においてもアタッチメントを変えなければいけないとか、生産費を考えても、そのような新たな負担、あるいは現下の農業情勢を反映して、農家が不安になってどうしても本格的生産に踏み切れないでいるのではないかという懸念もあるのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
高橋政行君) 特に、機械化との関係でのお話だと思いますが、まず沖縄農業につきましては、先生御存じのように、亜熱帯の地域特性というものを生かしましてサトウキビが中心でご ざいまして、そのほか最近では冬春季の野菜、それから熱帯果樹、肉用牛などの畜産が展開されておるわけでございまして、現在第三次沖縄振興開発計画におきましては、まずサトウキビは何と申しましても収穫期の機械化ということが問題になっておりますので、収穫機械等
それで、収穫機械につきましては地域の実情に応じまして、大型、中型、小型のハーベスターの導入と普及を推進しておりまして、平成四年度には、これは沖縄、鹿児島両県で三十台、それから五年度には三十九台の導入を計画しているところでございます。
機械化を今後図っていく必要があるということでございますが、現在、生物系特定産業技術研究推進機構というところがございまして、そこで白菜とかキャベツの収穫機械の開発を行っております。
そのための、先ほどお話ありましたけれども、収穫機械の開発とか、いろいろな作業を共同化していくとか、そういった面、そういった対策ですね。 それから第三に、安定出荷のためには特に農協の役割が大事になってくるんじゃないかな。農協の共販体制、これをしっかり整備していく。それから集出荷施設、予冷施設、そういった施設的な面も整備が必要だろうと思います。
また、高性能収穫機械の開発など最善を尽くすべきと思いますが、取り組みの状況と今後の対策はどうなっておるのか。 特に、機械化の促進につきましては従来から強く要望しておりましたけれども、小型ハーベスターの実用化について、国の補助事業でそのめどがつき、平成三年度から導入すると聞いておりますが、導入機械の配分や時期と見通しはどう進んでおるのか。
○安橋政府委員 機械化がおくれている要因といたしましては、生産性向上のかぎを握る収穫機械自体が、生産販売台数が非常に限られた地域であるために少のうございます。そういう意味で比較的高価であるという点がございます。それから、せっかく機械を入れました場合にも、いわゆる農作業の受託組織が少ないという意味におきまして、受け皿の整備がおくれているということ。
日本の今の技術水準からして、沖縄の地形なり栽培に合ったサトウキビ収穫機械ができないはずはない、つくれないはずはないと私は思うのですね。補助率も大臣がおっしゃるように八〇%というけれども、いろいろあると思うのですが、機械メーカーはなぜつくらないかというと、需要が小さいから、少ないからですよ。
そこで、六十三年度からそういった中小規模のサトウキビの畑に適しました高性能の小型乗用収穫機械の実用化をという、こういう問題に取り組んでおるところでございまして、鋭意その開発を進めていきたい、このように考えておるわけでございます。
また土壌消毒でございますとかあるいは加工向けの生産に適した収穫機械、管理機械あるいは集出荷施設、これも加工食品用ということになりますと、品質を保持できるような、温度を上げたり下げたりの調節が可能なような貯蔵施設というものが必要になってまいるような関係もございます。
さとうきびにつきましては、新地域農業生産総合振興対策において、畜産、野菜等との有機的結合に配慮しつつ、さとうきび作農家の経営改善を 推進するため、省力機械施設の導入、小規模な土地基盤の整備、高能率収穫機械のモデル的実証展示等に助成いたしますとともに、優良種苗供給のための原稲ほ等の設置事業に助成いたしました。
でございますが、高能率な収穫作業機械、具体的には中型グリーン・チョッピング・ハーベスターの導入を進めてまいっているところでございますが、この機械の導入が困難な地域につきましては小型の刈り取り機と脱葉機等を組み合わせた機械化体系を目指して努力をしていくということで、六十三年度から新たにサトウキビ省力化生産技術実用化事業というものを起こして進めておりまして、この中で実験集落におきまして、能率が高くて乗用の小型収穫機械
さらに、増収対策としての試験研究場面では、やはり重要な点は幾つかございますけれども、黒穂病とか葉枯れ病というような主要な病害虫に対する対策、防除技術、それから先ほどありました収穫機械の改良というような面がありますし、さらにはサトウキビ、特殊なそういう作物でございまして、例の不萌芽を防止する技術、この辺が非常に重要なわけでございまして、そのための株出し栽培技術、こういったものをより向上させております。
このような実情も考えまして、私ども今予算的にも力を入れてやっておりますのは、一つのサトウキビの営農団地の総合的な整備ということで、基盤整備、機械施設の導入ということをやっておるわけでございますが、それに加えまして、現在特に収穫機械化モデル事業というのをやっております。
それから三つ目でございますけれども、サトウキビの省力化を図るということで、特に労働時間の過半を占めておりますのが収穫作業でございますので、収穫機械の開発、普及に積極的に取り組んでおります。それから畜産との有機的な結合を図りまして、地方の増強に努めてまいりたいというふうに考えております。 さらに四つ目といたしまして、新品種の開発についても積極的に取り組んでおります。
第二点の収穫機械のモデル集団の育成でございますが、サトウキビ作にとりまして、この収穫作業が労働時間の過半を占めており、またきわめて重労働であるということから、この作物を振興するためには省力化が必要であるという認識を持っております。
ただ、機械化をいたしますためには、一つには実用化にたえ得る機械ができておりますことと、機械によって浮いた労働力をどういう場に振り向けていくかという二つの条件が完備されていなければならぬわけでございますが、四十年代の後半から農業機械化研究所が中心になって開発、改良を重ねてまいりました収穫機械がどうやら実用にたえ得るというものができてまいりました。